峯小児科
峯 真人先生

峯 小児科院長 峯 眞人

- 私が目指す小児科医とは -

峯小児科は、今子どもたちを苦しめている病気を治すことだけでなく、その子どもたちの遠い未来までをも視野においた医療を目指しています。子どもの最大の特徴は、日々成長し、発達し、そして変化することです。

子どもの健全で健康な成長への医学のかかわりと貢献度は決して大きなものではありません。むしろ家庭環境や家族関係、保育園・幼稚園環境や学校教育などの社会環境が大きく関わってきます。

私は「病気の診断と治療」だけではなく、医療の知識と理念とを基礎としながら、子どもを取り巻く環境にも積極的に関わっていくことが、真の意味での小児科医の努めであると考えています。

- 子どもを取巻く環境全てを総合的に診察する=トータルケア -

子どもたちの成長を踏まえた医療を実践していくためには、子どもを取り巻く環境を含めた「総合的な診療」という「かかわり」を通して、医学的な見地から子どもたちやその家族の方にアドバイスをさせていただく事が大切だと思います。

子どもの病気の直接の原因がウィルスの感染だとしても、それを引き起こす間接的な要因として、例えば子どものおかれた生活環境や周囲の方の育児知識の問題などが関係してくることは少なくありません。そのような場合、治療によって一時的に病気が良くなったとしても、環境の変化や知識の向上がなければ、もう一度同じような状況が起こってしまうかもしれません。

真の小児医療とは、子どもの病気だけではなく、このような周辺の問題にも関わり、解決・改善に向けた指針を示すことなのではないでしょうか。つまり、病気の治療は当然として、予防医療、子どもの成長に関する相談、子どもの心身の健康に関係する家庭環境などの相談まで、まさに子どもが健やかな成長を送るための全てを診る=トータルケアが重要だと実感しています。

私が考える小児科医とは、係る対象はとても幅が広く、その年齢は生まれる前の胎児期から思春期を過ぎた青年期まで。診る対象は子どもだけでなくその家族まで。診察する病気は湿疹などの軽い病気から、死に至る重篤な病気まで。そして、受けるべき相談は公園デビューから虐待や離婚問題までと多岐にわたります。

一方このように多くの子どもたちや周囲の方々、そして病気の軽重べつとして、多くの辛い病気の診断や治療に係ることで、小児科医はとても貴重な経験をさせてもらっています。それは小児科医として人を育てることに参画することができること。しかもその成長をはじめから見守ることもできること。そして自分の行った医療の成果が子どもの健やかな成長によって実感できること。また家族支援や地域支援、学校・教育支援にもかかわれること。そして家族の方や教育関係者、地域社会との共同作業ができることなどです。

これらの経験は私が小児科医という職業を続ける上での生きがいとなっています。

当院に来院された際には、病気のことだけではなく、どうぞ子どもさんや家庭・家族の問題などについて悩んでいる事なども是非ご相談下さいね。





峯 小児科 理念

社会の宝である子どもたちを、守り育てるための医療を心がけます

小児医療に関わる「プロ」のスタッフとして

1: 常に「優しさ」と「明るさ」をもつこと

2: 正確性と迅速性を基礎とし、余裕をもって行動すること

3: 子どもたちを取り巻く社会へも、関わることのできる者として
  誇りを持つこと

患者さんのための3つの宣言

1: 患者さんへ十分な説明を行い、同意を得て医療を提供します。

2: 患者さん御自身の診療情報を開示します。

3: セカンド・オピニオンに協力します。
 (主治医以外の医師に意見を聞くための情報提供等の協力)

峯小児科では、すべての患者さんの権利と人格を尊重し、安心・安全で「心の通う医療」の提供を常に目指しております。社会的地位、民族、国籍、宗教、信条、性、障害の有無などに関わらず、すべての患者さんが適切な医学水準に基づいた安全かつ効果的な医療を受ける権利を持っております。また患者さんは、正確な診断名を知る権利がありますので、検査や治療にあたっては、その目的、内容、効果、危険性などを具体的データに基づいて、理解し納得できるまで十分な説明や情報の提供を受けることができます。そして、十分な説明と情報提供を受けた上で、患者さん自身が「どの様な検査や治療を受けるか否か」を最終的に決めるものと考えております。患者さんは、検査や治療を受けた後、自分が受けた医療について知る権利がありますので、患者さんからの要求があれば、「十分な医療情報」の提供をいたします。

子どものことなら何でもご相談ください

一般診療

一般診療

峯小児科では、来院した患者さんに「問診票」を書いてもらうのではなく、看護師が直接お話を伺いににまいります。「どのような症状で来院したのか」を聞かせてください。気になった事、気づいた事は「些細な事」でも遠慮なくお話ください。病気を見つけ出す大きな「手がかり」が、このお話の中に沢山つまっているのです。

※患者さんの症状によって順番が前後する場合がございます。ご了承ください。

その他 保健診療

1. 小児専門の「心の相談」を行っております。
2. 予防接種
3. 乳幼児健診
4. 発育相談、育児相談
5. 食事の相談(食が細い、偏食、過食)、慢性の便秘、慢性の下痢など
6. 低身長、体重増加不良、思春期早発症、甲状腺疾患、肥満、糖尿病など
7. 貧血、自律神経失調症、立ちくらみ、乗り物酔い、慢性の頭痛など
8. 栄養相談
9. 遺伝相談
10. お子さんの病気と関係ありそうな御家族の健康相談

峯小児科では、子どもの事なら何でもご相談できる環境が整っております。